謎の恒星間飛来天体ボリソフ彗星をキャッチ
遥か恒星間から飛来したボリソフ彗星は、オームアムァにつぎ二例目の珍しい天体だ。撮影当日にはコップ座デルタ星のすぐわきを通過し、南下を続けている。光度は16等級以下と、とても暗く淡い天体だが、みずがき湖の暗く素晴らしい星空の下で、その小さな光芒を捕えることが出来た。
画面中央やや左下の微行星のわきをゆっくりと移動していくのが分かるだろうか?星空の異邦人といわれるこのボリソフ彗星は12月に太陽最接近を迎え観測のチャンスだ。
みずがき湖の満天の星空でこの宇宙からの訪問者を迎えたい。